2016年6月22日

健康な歯を一生涯守るための予防歯科

むし歯・歯周病の予防は、歯みがきや定期メンテナンスが大切です。予防歯科で大切な歯を守りましょう!

予防歯科

日本人成人の80%に何らかの歯周病の兆候があるといいます。歯周病は国民病ともいえるお口の病気ですが、メンテナンスをきちんと行えば未然に防ぐことができます。最近では、予防を目的とした予防歯科を受診する人が増えています。

予防歯科は、お口の健康を維持・管理するための予防的な処置を行う診療科目です。定期検診を通してむし歯・歯周病を早期発見し、メンテナンスでお口の衛生環境を整えます。予防歯科を定期的に受けることで、生涯を通して健康な歯でいられます。積極的に予防歯科を受診して、大切な歯を守りましょう。

治療を終えたら予防歯科で健康な状態を維持しましょう

定期検診歯周病治療を終えて、歯ぐきの状態が安定したら、そこからが予防の始まりです。お口の健康を維持するために、半年に一度の定期検診をご案内しています。定期検診では、歯や歯ぐきの状態を確認した後、歯のクリーニングで歯石や歯垢をていねいに取り除き、お口の衛生環境を整えます。定期検診を継続的に受けているとむし歯・歯周病が予防でき、お口の健康が保てます。新たなむし歯・歯周病も早期発見できるのですぐに治療することができます。せっかく歯周病治療を終えたのですから、ぜひ定期検診を受けてお口の健康を維持してください。

お葉書でお知らせします
歯周病治療を終えた方には、半年に一度当院から「定期検診のお知らせ」のお葉書をお送りします。定期検診を忘れていてもお葉書を見て思い出してください。お受け取りになりましたら、お電話をいただければご都合を伺いながらご予約をお取りします。スタッフが患者さまのお口の状態を考えながら、1枚1枚ていねいに書いています。
患者さまからの電話、お待ちしております。

当院の予防歯科メニュー

歯ブラシ指導予防歯科メニュー
院長が直接歯ブラシ指導を行います。お口の状態を確認して、みがき残しや歯ブラシがあたりにくい部分のワンポイントアドバイスをします。お一人おひとりに合わせて指導しますので、効果的な歯みがきが身につきます。お子さまの場合は、歯ブラシをご自宅から持ってきてください。染め出しを使って汚れが残っている場所を鏡で見ていただき、実際に歯ブラシを動かしながら効果的なみがき方を覚えていただきます。

スケーリング予防歯科メニュー
専用器具を使い、ドクターが歯垢や歯石を徹底的に除去します。歯の表面や歯と歯の間などにたまっている汚れを、1本1本ていねいに取り除きます。同時にパーフェクトペリオやポイックウォーターで口腔内を殺菌するので、高い予防効果が期待できます。

フッ素を使った口腔ケア予防歯科メニュー
フッ素には、歯質を強くし、むし歯を予防する効果があります。当院では、予防効果の高いフッ素ジェルとフッ素洗口剤を取り扱っています。ご希望の方には購入していただき、毎日の口腔ケアにお使いいただいています。フッ素ジェルとフッ素洗口剤とでは使用方法が異なりますが、効果は同じです。なお成人にはフッ素ジェル、小児にはフッ素洗口剤「オラブリス」をおすすめしています。

金属アレルギー治療で全身の健康を取り戻します

金属アレルギーに悩でいる人が、銀歯からセラミックに替えると症状が消えることがあります。金属アレルギー治療で全身の健康を守ります!

金属アレルギー治療

保険適用のかぶせ物・詰め物の素材には、アマルガム(水銀)やパラジウムなどの体に悪い影響を与える化合物が含まれています。特に、金銀パラジウム合金に含まれているパラジウムは毒性が高く、金属アレルギーを引き起こしやすいといわれています。パラジウムが引き起こす金属アレルギーは、皮膚科では原因を特定することが難しく、原因不明のまま悩み続ける人も少なくありません。こうした金属アレルギーの多くは、補綴物を金属からセラミックに替えることで改善できます。

当院でも、金属アレルギーがあり金属の詰め物・かぶせ物を入れている方には、メタルフリーの補綴物をご提案しています。セラミックに替えてから「金属アレルギーが改善しました」という方もいらっしゃいます。当院の金属アレルギー治療で、健康な体を取り戻しましょう。

パラジウムが引き起こす深刻な健康被害

メタルフリー治療
皮フが荒れている様子
銀歯に含まれている金銀パラジウム合金は、お口の中に入れていると唾液によって溶け出します。それを飲み込むことで、またお口の中の粘膜や唾液腺からも、体内に吸収されます。

人間の体には免疫機能があり、細菌や有害物質が入ってくると対外に排出しようとするのでアレルギー症状が現れるのです。ところが何十年も金銀パラジウム合金の補綴物がお口の中に入っていると、免疫力が低下して、様々な病気を誘発します。全身の健康を考えた上で、当院では金属アレルギー治療に力を入れています。

●金銀パラジウム合金による健康被害
金属アレルギー・アトピー性皮膚炎・背中や腰の痛み・肩や首筋のこり・偏頭痛・目の痛み・鼻づまり・股関節や足の痛み・腹痛・めまい・冷え性・不定愁訴 など

健康な体を取り戻すメタルフリー治療

メタルフリー治療当院では、体に優しいメタルフリー素材のご提案をしています。メタルフリー素材は金属を一切使わないので、有害物質が溶け出したり、腐食したりする心配がありません。審美性・耐久性にも優れているので、美しく健康な歯を長持ちさせることができます。原因不明のアレルギーは、金属の補綴物が原因かもしれません。当院のメタルフリー治療で、歯と全身の健康をお守りします。

「審美歯科」はこちらへ

審美性と機能性を考えた審美歯科

前歯を美しく見せたい。奥歯の銀歯を自然な色に変えたい。そんな口元のお悩みは審美歯科で解消できます。審美性と機能性を兼ね備えた治療で美しい口元を手に入れましょう。

審美歯科

歯の色・形が気になり、審美歯科で自然で美しい歯にする方が増えています。審美歯科は歯の色や形など、口元の美しさを重視する治療です。当院では、美しさに加えて機能性と健康を考えた治療が本来の審美歯科だと考えています。

当院では、お口全体のバランスを考えながら美しくかつしっかり咬みあう口元を作ります。さらにセラミックなど、歯や歯ぐきに優しい全身の健康を意識した治療を提供しています。歯の色や形、咬みあわせの状態は、お一人おひとり違います。患者さまと相談しながらご要望を取り入れた最適な治療をご提案いたします。

全体のバランスを考えた自然な色を提案
日本人は黄色人種であるため、肌・歯の色が黄色味を帯びています。美しさの基準は欧米人のような白さだと考えている方もいますが、美しさの基準はお一人おひとり違います。当院が考える「美しい歯」とは、歯の表面が滑らかで光沢があり、歯ぐきの色が健康なピンク色をしていること。さらに咬みあわせが安定している状態です。お口全体のバランスを崩さないように自然に見える色や形を作り、上下の歯がきちんと咬みあう状態に調整します。歯ぐきの状態を安定させてから仕上げるので、歯が長持ちします。

健康を意識したメタルフリー治療

メタルフリー治療保険治療で使用する詰め物・かぶせ物の素材には、金銀パラジウム合金などが含まれています。長期間お口の中に入れていると、こうした物質が溶け出してきて体内に蓄積され、金属アレルギーを引き起こすことがあり、健康被害を懸念する声が高まっています。こうした素材に代わるのがメタルフリー素材です。メタルフリー素材とは、金属を全く使わないセラミックやジルコニアで作るかぶせ物や詰め物です。当院でも、全身の健康を考えたメタルフリー素材をご提案しています。

メタルフリー素材のメリットは、金属による健康被害の心配がないこと。金属アレルギーのある方でも、安心して使えます。セラミックやジルコニアは自然な美しさと光沢があり、天然の歯とほとんど見分けがつきません。汚れがつきにくく耐久性に優れ、歯を長持ちさせることができます。

当院では、様々な素材を取り揃えていますので、資料をお見せしながらそれぞれのメリット・デメリットを説明します。患者さまのご要望やお口の状態を考慮しながら、最適な素材をご提案いたします。

国内トップの技工所が作る精密な補綴物
審美歯科は、補綴物(詰め物・かぶせ物)の完成度が大きく影響する治療です。精度が高いほど適合性が良くなり、長持ちさせることができます。メタルフリーの補綴物を作るには専用機械が必要ですが、専用機械を導入している技工所は少なく、メタルフリーの補綴物を作るのが難しいといった現状です。メタルフリーに関して当院がお付き合いしている技工所は、国内で一、二位を争う大規模な技工所です。専用機械はもちろん、優秀な技工士が揃っていますので、安心してご提供できます。

当院の審美歯科メニュー

メタルフリー素材を中心に、ジルコニアやメタルボンドなど様々な素材を取り揃えています。ご要望に合わせてお選びください。

セラミック+ジルコニア審美歯科メニュー
人工歯の内側(すなわち本来メタルであるところ)がジルコニア(人工ダイア)で、外側がセラミックで作った補綴物です。自然な白さとつやがあり、天然の歯のように美しく見えます。強度や耐久性があり汚れがつきにくいので、長く使うことができます。メンテナンスをきちんと行えばむし歯・歯周病リスクが軽減できます。金属アレルギーのある方でも、安心して使えます。

メタルボンド審美歯科メニュー
金属フレームの上に、セラミックを覆ったかぶせ物です。自然な白さと美しさ、つやがあり、微妙な色調整ができるので違和感なく仕上がります。セラミック+ジルコニアに比べると比較的リーズナブルです。

セラミックインレー審美歯科メニュー
セラミック製のつめ物で、白い歯を再現できます。従来の金属のつめ物のように色が目立たず自然です。また、汚れもつきにくく金属アレルギーのリスクもないため、美しく健康的な補綴物として人気です。

ゴールド審美歯科メニュー
ゴールドで作る補綴物です。ゴールドは酸に強く、お口の中に長期間入れていても溶け出すことがほとんどありません。適合性がよく、咬みあう歯や歯ぐきに優しく、むし歯の再発を防いでくれます。金属アレルギーのある方でも安心して使えます。

基本に忠実なぴったり咬みあう快適な入れ歯

入れ歯で多い悩みは、痛い・噛めない・外れる。安定した入れ歯を求めるのは誰もが同じです。当院では手間をかけてていねいに作るので、ぴったり咬みあう入れ歯に仕上がります!

入れ歯治療(義歯)

入れ歯が合わないからとせっかく作ったのに使わない方がいます。入れ歯を使わないでいると、残っている歯に負担がかかり、歯並びや咬みあわせにも影響してきます。お口の健康を維持するためにも、使える入れ歯を提供するのが歯科医院の務めだと考えます。

合わない入れ歯を使っている方の中には、ぴったり咬みあう入れ歯を求めて、歯医者さんを何件も探しまわっている方もいらっしゃいます。満足できる入れ歯を求めて神戸方面から通院してくる方も少なくありませんでした。

当院の入れ歯は、ぴったり咬みあう入れ歯です。診査診断を正確に行い、基本に忠実にお作りします。今お使いの入れ歯に不満がある場合は、古い入れ歯の問題点を探りながら調整して正確に診査診断します。その上で何回も調整を重ねながら仕上げます。ていねいに時間をかけて作るので、ぴったり咬みあう状態になります。

時間をかけてゆっくり馴染ませてください入れ歯
入れ歯を作ればすぐに何でも噛めるようになると思っていませんか。入れ歯を動かすのは、頬の筋肉です。ここが柔軟に動かないと上手に使いこなせません。新しく作り替えると、頬の筋肉の動きが古い入れ歯に慣れているので、ぎこちなくなってしまいます。それを知らずに何でも食べようとすると、頬の内側を噛んだり舌を噛んだりしてしまうので、柔らかい物から少しずつ慣らしてください。最初は馴染みが悪くても、調整を重ねていくうちにお口に馴染んでしっかり噛めるようになります。当院の咬みあう入れ歯で、自分の歯で食べられる喜びを取り戻してください。

入れ歯治療の流れ

Step1.型取
歯型の採取をします。
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Step2.咬みあわせの位置決め
口腔内で、咬みあわせの正確な位置を決めます。
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Step3.人工歯を並べる
歯型の模型に、人工歯を並べて仮の入れ歯を作ります。
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Step4.咬みあわせのチェック
仮の入れ歯を装着して、咬みあわせの状態を確認します。
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Step5.入れ歯の制作
仮の入れ歯をもとに、技工所で入れ歯を制作します。
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Step6.調整
入れ歯が出来上がってきたら、装着して微調整を行います。

当院の入れ歯メニュー

スマートデンチャー(ノンクラスプデンチャー)当院の入れ歯メニュー
金属バネを使わず審美性が高く、歯ぐきの色と同じ肌色なので見た目が自然です。ソフトなプラスチック樹脂を使っているので歯や歯ぐきに優しく、ソフトで安定した噛み心地があります。見た目を重視する方におすすめの入れ歯です。

コバルトクロム当院の入れ歯メニュー
金属床としてコバルトクロム素材は最も歴史のある素材です。熱伝導も良く清潔で美しい状態で、長期にわたり快適にお使いいただけます。

チタン(金属イオンプレート加工)当院の入れ歯メニュー
薄くて丈夫、快適性が特徴です。金属部分にイオンプレート加工を施すことによって、美しいゴールド色により口腔内が明るくなり、表面が腐食しにくくなります。また生体親和性に優れ、人体に悪影響を及ぼさないといったメリットがあります。

トルティッシュ当院の入れ歯メニュー
唾液が通るメッシュプレートを用いた義歯で、味や熱をしっかりと感じることができます。超音波洗浄器などによるメッシュ部分の清掃が必要になりますが、唾液の量が少ない方、食べ物のうまみを味わいたい方におすすめです。

プラスチックの入れ歯当院の入れ歯メニュー
金属バネで固定させる保険適用のプラスチックの入れ歯です。厚みがあり違和感を感じやすいと言ったデメリットがありますが、リーズナブルでかつ短期間でできるため、初めての方にはおすすめです。

徹底した歯周病治療で歯周病を改善!

歯周病は歯周病菌の出す毒素で骨が溶けていく病気です。ポイックウォーターや、パーフェクトペリオを使った歯周病治療で、歯周病を改善させます!

歯周病治療

歯周病は、日本人が歯を失う原因のトップを占める病気です。40代以降になる病気と思われがちですが、意外と早く、10代の頃から始まります。自覚症状はありませんが徐々に進行していき、35歳になると80%以上の人が歯周病になっています。

歯周病の怖さは、初期症状がほとんどないこと。症状が現れた頃にはかなり悪化していて、状態によっては歯を抜かなければなりません。歯周病は治療をすれば進行を食い止めることはできますが、一度溶けてしまった骨をもとの状態に戻すことはできません。歯周病から歯を守るには、早期発見・治療と予防が一番の近道です。

当院では、ポイックウォーターやパーフェクトペリオを使った歯周病治療で、歯周病菌を徹底的に除菌して、高い効果をあげています。

当院の歯周病治療【3つの特徴】

歯周病治療で最も大切なことは、原因菌の徹底したコントロールです。基本的には、専用器具で歯石・歯垢と一緒に原因菌を除去しますが、すべてを完全に取り除くことはできません。当院の歯周病治療は除菌水や内服薬などを使い、細菌を徹底的にコントロールする治癒効果の高い治療です。

1.位相差顕微鏡で「見せる」歯周病治療位相差顕微鏡
歯周病治療で大切なことは、お口の状態をきちんと把握することです。ご自身でお口の中に細菌がいることを理解しなければ治療効果が半減します。症状の重い方には位相差顕微鏡を使って歯周病菌をお見せしています。実際に患者さまに見ていただくと、ほとんどの方が驚いて前向きに治療に取り組むようになります。なお、位相差顕微鏡をお見せしただけでは、歯周病はよくなりません。あくまでもモチベーションを高める一つのきっかけとして、位相差顕微鏡を使っています。

●位相差顕微鏡
位相差顕微鏡は、細菌や微生物が観察できる光学顕微鏡です。お口の中の歯垢(プラーク)を採取して顕微鏡でのぞくと、ミクロン単位の歯周病菌が観察できます。歯周病菌の状態は歯周病の進行度合いに比例し、症状が重くなるほど重症な菌の量が増えて、活発に動いています。

2.歯周病菌を根こそぎ退治!歯周病菌を根こそぎ退治
歯に付着している歯石は細菌の温床で、そのままにしておくと歯周病が進行して細菌の出す毒素で骨が溶かされてしまいます。当院では、細菌をコントロールすることが最も効果的な治療だと考え、歯石除去を基本とした歯周病治療を行っています。

スケーラーと呼ばれる専用器具を使い、歯や歯周ポケットに付着した歯石を1本1本除去します。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、歯周ポケットの内側など、取り残しのないようにこそげ取っていくと、口腔内の衛生環境が整って歯ぐきの状態が安定してきます。

3.洗口水で歯周病菌を強力に除菌!
治療効果を高めるために、ポイックウォーターパーフェクトペリオを歯周病治療に取り入れています。ポイックウォーターやパーフェクトペリオは、除菌・溶菌効果の高い洗口水です。これらの除菌水でお口をすすぐと、歯周ポケットの奥深くに潜んでいる細菌まで強力に除菌します。歯周病治療終了後に継続して使い続けると、歯周病予防にもなります。また細菌による不快なニオイも消えるので、口臭予防効果もあります。当院ではコミュニケーションを大切にしていますので、患者さまのご要望を伺った上で洗口水をおすすめしています。

●ポイックウォーター洗口水
不純物を極力取り除き、食塩と超純水を電気分解した除菌水です。薬品を一切含んでいないので、体に害がなく安心して使えます。ほとんどの細菌やウィルスを瞬時に除菌するほど高い除菌力があります。お口に含んで15~30秒うがいすると、お口のネバネバがなくなります。継続して使うことで、歯ぐきの状態が改善されて歯ぐきの腫れや出血、口臭などが改善されます。

●パーフェクトペリオ洗口水
パーフェクトペリオは、野口歯科医学研究所(現パーフェクトペリオ㈱)が研究・開発した次亜塩素酸電解水です。高い溶菌力があり、お口に含んで10秒間すすぐと細菌が死滅していきます。しかも人体にはまったく影響を与えませんので、安心して使うことができます。歯周病からむし歯、口臭予防まで期待できます。

当院の歯周病治療の流れ

Step1.検査歯周病治療の流れ
歯周ポケットの深さや、歯の動揺、歯ぐきの状態などの検査やレントゲン写真を撮影して、骨の状態を確認します。

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Step2.位相差顕微鏡検査歯周病治療の流れ
症状の重い方は、歯垢(プラーク)を採取して位相差顕微鏡で細菌の状態を調べます。

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Step3.歯石除去歯周病治療の流れ
専用器具を使って歯石を除去し、細菌を取り除きます。

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Step4.洗口歯周病治療の流れ
歯周の状態の悪い方(位相差顕微鏡での結果の悪い方)は、ご自宅でポイックウォーターやパーフェクトペリオを使用してお口の中を除菌・溶菌します。
初めての方は全てポイックウォーターを使用していただいています。過去にパーフェクトペリオを使用した事がある方は、パーフェクトペリオかポイックウォーターのどちらかを使用していただいています。

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Step4.再検査歯周病治療の流れ
歯ぐきの状態が落ち着いてきたら、再び位相差顕微鏡で細菌の状態を調べます。治療前後の状態を比較しながら、状態がよくなっていることを説明します。

歯周病から全身疾患へのアプローチ

全身疾患
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歯周病はお口の中の病気ですが、様々な病菌に影響を与える病気です。歯周病菌が出した毒素が唾液や血液を通して全身に回ると、心臓・脳血管系疾患や、誤嚥性肺炎・低体重児出産・関節炎などを引き起こすといわれています。また喫煙や、骨粗しょう症・糖尿病などは、歯周病リスクを高めるので、お口の衛生管理に気をつけましょう。

歯周病と関連のある病気
●脳血管疾患・心臓疾患
歯周病菌の毒素の死骸が血管の周りに付着すると、動脈硬化を引き起こします。それが心臓や脳の血管を詰まらせて、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

●関節炎・腎炎
歯周病菌の毒素が関節や腎臓に蓄積されて拒絶反応を起こすと、関節炎や腎炎を発症します。

●誤嚥性肺炎
歯周病菌が器官や肺に入り込むと、誤嚥性肺炎を引き起こします。

●低体重児出産
妊娠期は口腔内が不安定になり、歯周病になりやすくなります。歯周病菌の毒素が血管を通して子宮内に運ばれると、早産や低体重児出産のリスクが高くなります。

歯周病の進行と治療

健康な状態の歯ぐきは、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が1~2mm程度です。歯ぐきの周りに歯垢がたまり、そのままの状態にしていると、細菌が繁殖して歯周病になり溝が深くなって徐々に骨を溶かしていきます。歯周病治療をすることで進行を抑えることはできますが、骨をもとの状態に戻すことはできません。早期発見・治療で歯周病から大切な歯を守りましょう。

1.歯肉炎歯周病の進行
歯ぐきの周りに炎症が起きて、歯周ポケットの溝が2~3mmになった状態です。この段階でしたら歯みがきや歯周病治療でほぼ完治できます。

2.軽度の歯周炎歯周病の進行
歯ぐきの炎症がひどくなり、歯周ポケットの溝が3~5mmまで深くなった状態です。歯周病菌により歯を支えている骨や歯根膜の破壊が始まります。治療では、ポイックウォーターやパーフェクトペリオと歯石除去で、歯周病の進行を食い止めます。

3.中度の歯周炎歯周病の進行
炎症がさらに広がり、歯周ポケットの溝が4~7mmまで深くなった状態です。歯槽骨の半分が溶かされてしまい歯がぐらつくようになります。この段階になると歯石除去だけでは改善が難しく、歯周外科の対象となります。

4.重度の歯周病歯周病の進行
さらに進行すると歯周ポケットの溝が6mm以上になります。歯槽骨の半分以上が溶かされた状態になり、歯がぐらぐらします。歯周外科の対応となりますが、それでも治療が困難な場合は、抜歯となります。

ドックスベストセメントでなるべく削らない治療

今は歯を削って治す治療から薬で治す時代です。ドックスベストセメントを使った治療で、なるべく削らずにむし歯を完治させます!

むし歯治療

むし歯治療は、歯を削って詰める治療です。治療跡から汚れや細菌が入り込むと、再感染リスクが高くなり、再治療を繰り返すようになります。こうした従来の治療に代わって当院が取り組んでいる治療がドックスベストセメント法です。ドックスベストセメント(Doc's Best Cements)は、アメリカで生まれたミネラル成分を主成分にする薬で、これを使うことで歯をほとんど削らずに治療ができるようになりました。

むし歯に感染した部分をごくわずか削って、ドックスベストセメントを詰めます。むし歯を残した状態ですが、天然ミネラル成分の働きでむし歯を強力に殺菌して、歯の再生を促してくれます。神経付近に達した深いむし歯でも、ドックスベストセメントでしたら神経を残せる可能性が高くなります。また削った部分が無菌化になるので、再発を防いで歯を長持ちさせることができます。

ドックスベストセメントのメリットむし歯治療
ドックスベストセメント法は、削る量を抑えて神経を残せる画期的な治療法です。当院では、神経付近に達したC3までのむし歯でしたら、ドックスベストセメント法で治療ができます。治療結果は、むし歯の進行状況により左右されることも多く、100%完治できるとは限りませんが、治療後、痛みがなければ問題ありません。痛みがある場合は、様子を見た上で別の治療法に切り替える場合もあります。治療のメリット・デメリットをきちんと説明し、了承をいただいた上で治療をいたします。

<ドックスベストセメントのメリット>
・歯をほとんど削らずに、むし歯を治せる
・神経を残したまま、治療ができる
・再発を防いで歯が長持ちする
・少ない回数で治療ができる

<ドックスベストセメントのデメリット>
・むし歯の状態によって、治療ができないことがある
・成功率は、むし歯の状態に左右されやすい
・保険が適用されない

●ドックスベストセメントとは
ドックスベストセメントは開発から20年以上経ち、安全性と効果が認められている治療法です。主成分は人間の体を構成している、銅・亜鉛・リン・鉄などの天然ミネラル。当院は、アメリカから直輸入したドックスベストセメントを使用しています。

痛みの少ない治療

痛みの少ない治療むし歯の治療で最も気になるのが痛みの心配です。痛みの不安から、むし歯ができてもぎりぎりまで我慢する方も時々いらっしゃいます。今は麻酔技術が進歩して、痛みの少ない治療ができる時代です。しかし初診時に麻酔を使うとかえって逆効果。不安や緊張から、痛みを強く感じてしまう場合があります。主訴の状態にもよりますが、当院では、初診時ではあまり歯を削ったり痛みを与えたりする治療はいたしません。薬で腫れや炎症を抑えたり、応急処置を行ったりしながら数回通っていただいた後に、本格的な治療に移ります。麻酔を使ったり歯を削ったりする時は、信頼関係ができあがっているので緊張せずに治療が受けられます。安心して委ねていただけますので、痛みやストレスを感じずに治療が受けられます。

痛みの少ない麻酔テクニック
もちろん、大きく歯を削る時は麻酔を使います。表面麻酔を使い、針を打つ時や麻酔液を注入時には、なるべく痛みを与えない工夫をしています。患者さまとコミュニケーションができてくると、不安や緊張が和らぎ、痛みが感じにくくなります。スタッフは、常に患者さまへの目配り気配り・お声がけをしながら不安を取り除いています。また小まめにうがいをすすめることで、治療中の苦痛を和らげています。

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むし歯の進行と治療

むし歯は、CoからC4まで、5つのステージを踏みながら進行していきます。ひどくなると治療が困難になりますので、早期発見・治療で、歯を守りましょう。

Co:ごく初期むし歯CO
エナメル質の表面が酸で溶かされた状態で、脱灰といいます。この段階では治療をしなくても、歯みがきやフッ素を使うことで、再石灰化が期待できます。

C1:エナメル質のむし歯C1
エナメル質が溶かされて、うっすらと白濁した初期段階の状態です。まだしみたり痛くなったりすることはありません。治療は短期間ですみ、むし歯だけをごくわずか削りレジン(白い樹脂)を詰めます。

C2:象牙質のむし歯C2
むし歯が象牙質に達して、穴があいた状態です。この段階になると、痛みやしみなどの自覚症状が現れるようになります。治療ではむし歯を削って取り、削る量が少なければレジン(白い樹脂)を詰めます。大きく削った時は歯型を取ってかぶせ物を作り、歯に装着します。

C3:神経のむし歯C3
むし歯が広がって大きな穴があき、神経まで達した状態です。この段階になると、しみたり、激しい痛みや腫れなどの症状があります。治療では、むし歯になった部分と神経を取り(抜髄)、歯型を取って詰め物やかぶせ物を作って装着します。

C4:根のむし歯C4
歯がほとんど溶けてしまい、残っているのは根だけの状態です。治療では、歯質が残っていればむし歯になった部分と抜髄(神経を取る処置)をして、歯型を取ってかぶせ物を作り、歯に装着します。歯が残っていなければ、抜歯になります。

アンチエイジング・サプリメントで若々しさと健康を

忙しい毎日が続いていると食事が不規則になり、栄養バランスが崩れてしまいます。サプリメントで偏った栄養バランスをニュートラルな状態に戻しましょう。

サプリメント外来

必要以上に酸素を取り過ぎると体が酸化して、老化や生活習慣病などを引き起こしやすくなります。酸化を抑えるには、抗酸化作用のある成分を大量に含む食品を摂取することです。抗酸化作用のある成分の代表といえば「ポリフェノール」。赤ワインに多く含まれています。

当院のサプリメント外来では、ソディッシュやアスタキサンチンを始めとする、抗酸化作用のある医療用のサプリメントを処方しています。毛髪ミネラル検査や高次元人間ドックのデータをもとに、患者さまに適した健康指導とサプリメントを処方いたします。

症状早見表(症状とメディカルサプリメント表)

アンチエイジングの女王「アスタキサンチン」

アスタキサンチンアスタキサンチンは、サケやエビ、カニなどの赤い色素で、カロテノイドの一種です。赤いビタミンともいわれ、ビタミンCの1,000倍もの抗酸化作用があり、細胞をダメージから保護する働きがあります。抗酸化力が強すぎるとかえって副作用が現れますが、アスタキサンチンは、他の抗酸化成分に比べると副作用が比較的少なく、炎症を抑える働きもあります。

活性酸素を善玉に変える理想的な抗酸化成分
アスタキサンチンのすごさは並外れた「抗酸化作用」にあります。抗酸化成分のほとんどは、体内に入ると活性酸素に変わり、取り込んだ活性酸素と一緒に対外に排出されて酸化を防ぎます。これに対してアスタキサンチンは、活性酸素を取り込むことはありません。活性酸素のエネルギーを奪って善玉に変えるので、効率よく酸化を防ぐ理想的な「抗酸化成分」といえます。

アスタキサンチンの推奨量は6㎎ですが、食事に置き換えると、鮭6切れ・いくら丼2杯・たらこ6腹になり、一日に食べきれる量ではありません。最もベストな方法がサプリメントでの摂取になります。当院で扱っている「アスタリノールACT」は、アスタキサンチンを高配合したサプリメントです。天然由来のアスタキサンチン12㎎と、トコトリエノール40㎎、ビタミンC15.6㎎の3つの成分が、若々しさと健康をサポートしています。

<アスタキサンチンの効果>
現在アスタキサンチンの研究がすすみ、眼精疲労・物忘れの抑制・高血圧の改善・美肌効果・関節痛の緩和・免疫強化・発がん抑制・糖尿病の予防と改善など、様々な効果があることが明らかになってきました。

アスタキサンチンの効果についてはこちら

【SODSH】14種類の天然成分を配合した抗酸化サプリメント

SODSHソディッシュ(SODSH)は、大豆をべースに緑茶やハト麦など、14種類の天然成分を配合した抗酸化作用の高いサプリメントです。ビタミンやミネラルなどを多く含み、無理なく体に必要な栄養素を摂取できます。

3つの力を持つソディッシュ
ソディッシュは「自然力・吸収力・総合力」の3つの力を発揮して体のサビを取り除き、若々しさとはつらつとした体を作ってくれます。

●自然力
ソディッシュの天然成分は、大豆、小麦胚芽、ゴマ、ハト麦、玄米、緑茶、大麦若葉などの14種類。古くから健康維持に用いられてきた天然成分が原材料です。自然の力で健やかな身体を作ります。

●吸収力
原材料を遠赤外線で焙煎し特殊加工を施しています。低分子化したことで吸収力が高まり、効率よく吸収できます。

●総合力
健康に必要なビタミン、カルシウムなどをバランスよく摂取できます。それぞれの成分がお互いに作用して総合的な力を発揮します。

ソディッシュ体験レポート(治療内容とその方法)

当院で扱っている健康商品

当院ではサプリメントのほかに、体を健康に導く様々な製品を扱っています。

テラヘルツ健康商品
テラヘルツは、自然界のすべての生命や物質が自ら発している電磁波です。テラヘルツを肌に当てると、皮下脂肪の深部まで波長が届いて、ダメージを受けた皮膚や筋肉、細胞、内臓を修復して、治癒効果が高まります。細胞を活性化させる働きがあり、がんやアルツハイマー病、糖尿病、膠原病、高血圧、心臓病などの治癒効果があるといわれます。当院ではテラヘルツを応用した製品を取り扱っています。

「テラヘルツ波」についての詳細はこちら


エッセンシャルオイル健康商品
世界的に有名なヤングリヴィング社のエッセンシャルオイルを取り扱っています。ヤングリヴィング社は自社農場の畑で「種まきから製品まで」携わり、自然が与えてくれる素晴らしい恩恵に満ちた高品質な天然成分のエッセンシャルオイルを我々に提供してくれます。当院で扱っているエッセンシャルオイルの歯磨剤は歯周病の患者さまにはかなりのご好評を得ており人気商品であります。

ケイ素(天然のミネラル)
ケイ素は地球上で酸素に次いで2番目に多い元素ですが、最近の研究で体内の有害物質を排出し、全身の細胞を丈夫にする効果があることがわかりました。ケイ素は体の土台を作る上で、組織同士を結びつける接着剤のような役割を果たし、更に活性酸素の働きを抑え免疫力を高めます。また、解毒作用や血液サラサラ効果も期待でき、健康な生活に役立てることができます。

「毛髪ミネラル検査」で体に有害なミネラルをチェック!

生きていくために必要なミネラルの中には身体に有害なものもあります。毛髪ミネラル検査をして、ミネラルバランスをニュートラルにしましょう!

毛髪ミネラル検査

ミネラルは、私達が生きていく上で欠かせない栄養素の一つです。ミネラルの仲間には、カルシウムやマグネシウム、鉄分がありますが、体内で生成するできないため食事で補わなければなりません。これらが不足すると、口腔内のトラブルや骨粗しょう症・貧血・成長障害などの体調不良を引き起こします。身体にとって大切なミネラルですが、ヒ素やカドミウムのような毒性の強いものもあり、これらが蓄積されると食欲不振や慢性疲労といった重大な健康被害をもたらします。

体内のミネラルバランスは髪の毛を調べることでわかります。髪の毛には様々なミネラルが含まれていて、毛髪ミネラル検査で調べると、有害なミネラルや不足しているミネラルがわかります。

ミネラル不足は全身の健康だけでなく、歯周病・むし歯・ドライマウス・口内炎などの口腔トラブルも引き起こします。当院は全身の健康を考えた歯科医療を実践する歯科医院です。お口と全身の健康管理をするために、毛髪ミネラル検査を推奨しています。

詳しくは「ミネラルバランス健康法について」をご覧ください

郵送でできる毛髪ミネラル測定

毛髪ミネラル測定毛髪ミネラル測定は、髪の毛の一部を採取してそこに含まれているミネラルを分析する測定法です。当院で検査キットを購入していただき、3~4cm程カットした髪の毛を検査機関に郵送すると、10日後ぐらいで当院に分析結果が送られてきます。分析表には平均的なミネラルの数値と測定結果を比較していますので、現在の健康状態が一目でわかり、今後の健康管理・改善に役立てることができます。

分析結果が届きましたら、分析結果を詳しく説明し、ミネラルバランスを整える食事指導や、効率よく摂取できるサプリメントの処方をいたします。食事やサプリメントでミネラルを補っていくと、ミネラルバランスがニュートラルな状態に戻っていきます。簡単にできる検査ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

<毛髪ミネラル検査で分かること>
・有害ミネラル量
・必須ミネラル量
・不足気味な栄養素
・アレルギーやストレスなどの傾向

生活習慣予防のための「毛髪分析」
毛髪ミネラル測定結果例

有害ミネラルによる深刻な健康被害

有害ミネラルにはアルミニウム・ヒ素・カドミウム・水銀・鉛などがあります。これらは、誰もが一度は聞いたことがある元素でしょう。工場からの汚水や車の排煙などの影響で、農産物や海産物に有害ミネラルが含まれています。それを食べると体の中に大量の有害ミネラルが入り、排出されずに残ってしまうのです。

<有害ミネラルが引き起こす健康被害>
アルミニウム 食欲不振・胃腸炎・皮膚炎・肝機能障害・アルツハイマー病・子供の精神病・自閉症 など
ヒ素 頭痛・情緒不安定・神経痛・皮膚がん・甲状腺腫・眠気 など
カドミウム 呼吸障害・ふるえ・肝機能障害・肺がん・貧血 など
水銀 情緒不安定・うつ・しびれ・筋肉麻痺・自閉症・アレルギー・眠気 など
イライラ・うつ・生殖機能低下・高血圧 など

良質なミネラルで有害ミネラルを排出
有害ミネラルは、良質なミネラルやビタミンA・C・E、乳酸菌を多く含む食品・水分などを摂取すると、体外に排出できます。さらにサプリメントを摂取すると、ミネラルバランスを効率よく整えることができます。

<良質なミネラル>
水 / カルシウム / マグネシウム / ビタミンA / ビタミンC / ビタミンE /ミネラル(鉄・亜鉛) / 乳酸菌 / ネギ類 / デトックス健康食品 など

充実した院内設備で安全・安心・信頼の歯科治療を提供

Nd:YAGレーザーや超音波スケーラー、殺菌水まで、充実した院内設備により治療効果を高め、最善の歯科治療を提供します。

充実した院内設備

当院では、歯科治療の基本に忠実かつ質の高い歯科医療の提供に努めています。レーザー装置や位相差顕微鏡など、充実した院内設備で治療の質を高めています。

殺菌水循環システム・滅菌器についてはこちら
通電式検診スキャナーについてはこちら
口臭測定器についてはこちら

Nd:YAG(ネオジュウムヤグ)レーザー装置

ネオジミウムヤグレーザーNd:YAGレーザーは、歯ぐきなどの柔らかい組織に対して有効なレーザー装置です。歯周病や口内炎、歯ぐきの黒ずみ除去などの治療で使用します。痛みや他の組織へのダメージがほとんどありませんので、お子さまからご年配、妊婦まで、安心して治療が受けられます。

超音波スケーラー

超音波スケーラー超音波を発生させて歯に付着した歯垢や歯石を除去する装置です。毎秒25,000~40,000回の振動を与えることで、ブラッシングでは取ることができなかった歯石を粉砕して除去します。

デンタルレントゲン

デンタルレントゲン医科用のレントゲンに比べ被ばく量は抑えられておりますので、お子さまでも安心してご使用頂けます。また、撮影した画像は患者さまにもご確認いただけますので、ていねいな説明や綿密な治療計画を立てることができます。

【殺菌消毒用酸化電位水】EO水

EO水水を電気分解処理して殺菌水「EO水」を作る装置です。EO水は殺ウィルス・殺菌作用があり、これでうがいをするとむし歯菌・歯周病菌に有効です。むし歯・歯周病・口内炎・口臭などの予防・改善効果があり、新型インフルエンザ対策にも効果的です。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡位相差顕微鏡は、お口の中にいる細菌を目で確認できる顕微鏡です。採取した歯垢(プラーク)を顕微鏡で見ると、細菌が活発に動いているのがわかります。確認することで治療の必要性を理解し、モチベーションを高めていただきます。

自動血圧監視装置

自動血圧監視装置デジタル方式の血圧測定装置で、血圧や脈拍数を正確に測定できます。抜歯をする時や麻酔をかける時、緊張から血圧や心拍数が変動することがあります。万全を期すために必要な場合は、事前に血圧・脈拍数を測定し、安全を確認してから治療を始めます。

徹底した安全への取り組み

院内の殺菌水循環システムやハンドピース滅菌器によるW滅菌を徹底。万全の滅菌対策で安全・安心の歯科医療を実現します。

徹底した安全への取り組み

診察室の中には、歯を削ったカスや唾液・ウィルスが飛び散り、常に院内感染の危険が潜んでいます。ユニットで使用する水もユニット内で循環しているため、雑菌などによる健康被害が心配です。当院では万全の滅菌対策を取り、安全・安心の歯科医療を提供しています。

クリーンな滅菌水で安全・安心な治療を実現

【殺菌水循環システム】エステチカE50ユニット殺菌水循環システムエステチカE50ユニット
治療中に使用するお水はお口の中に入るだけに、クリーンで安全なお水でありたいもの。ところがユニットの構造によっては雑菌を排除するのが難しく、感染リスクの心配があります。当院では安全性にこだわり、殺菌水循環システムを搭載したエステチカE50ユニットを導入しています。

エステチカE50ユニットは、安全性・快適性・操作性・痛みへの配慮にこだわった、ドイツ製の治療ユニットです。滅菌水循環システムにより、ユニットからは常にクリーンでキレイいなお水が出てきます。

●クリーンで清潔なお水
低濃度の過酸化水素水でお水を消毒しています。ユニットで使用するお水は、除菌されたクリーンで安全なお水です。

●治療の精度を高める
歯科治療には、ミクロン単位の精度が求められます。エステチカE50ユニットには、治療の精度を高める様々なテクノロジーを搭載し、精密治療を実現します。

●快適性を追求
治療時間が長引くと、心も身体も緊張して疲れます。エステチカE50ユニットは身体の構造を詳細に分析した人間工学に基づく設計で、背中や腰への負担を和らげています。長時間座っていても疲れないチェアーです。

●痛みを和らげる工夫
治療中に冷たい水を使用すると、痛みが強く感じられます。ユニット内部で温めた微温水を使用することで、治療中の痛みを和らげます。

【歯科ユニットウォーターライン除菌装置】ポセイドンポセイドン
ポセイドンは塩素濃度を高めて水経路の除菌・殺菌する、ユニットに取り付ける装置です。ユニットの給水チューブの塩素が不足すると、バイオフィルムが形成され、水が雑菌に汚染されます。ポセイドンを設置するとセンサーが水の流れを感知して、水に含まれている塩素濃度を安全レベルに補整し、クリーンな水に変えてくれます。

日本の水道水の水質基準は「1mlあたりの細菌数は、2,000CFU以下(暫定)」と定められています。ところが歯科ユニットの多くは、基準値を大幅に上回る細菌が検出されているのが現状です。ポセイドンを設置することで、細菌数は24CFU/1ml程度と大幅に減少し、クリーンで安全なお水になります。なお人体に影響のないレベルは100CFU/1ml以下です。このことから、ポセイドンで除菌したお水がいかにクリーンであるかがおわかりいただけると思います。なお当院では、日本製のモリタのユニットにポセイドンを設置して使用しています。

万全のW滅菌で安全で安心な治療を実現

【ハンドピース滅菌器】ステリマスターステリマスター
ハンドピース滅菌器は、ハンドピースや超音波スケーラーなど、オートクレーブでは処理しきれない器具や装置を滅菌する装置です。ハンドピースを入れてスイッチを入れると、庫内で高温高圧スチームが発生して、ハンドピース内部の雑菌や微生物を完全に死滅させます。これにより、治療器具による細菌感染リスクを最小限に抑えることができます。

ハンドピース(歯を削る時に使う器具)の内側には、唾液・血液・細菌などが入り込んでいるため、オートクレーブ(高圧滅菌器)では完全に落とせません。アメリカではハンドピース滅菌器の設置は義務化されていますが、日本では任意となっているため、感染リスクを懸念する声が高まっています。当院では滅菌対策の重要性を痛感し、いち早くハンドピース滅菌器を導入しました。

【オートクレーブ】高圧スチームで治療器具を完全滅菌オートクレーブ
オートクレーブは、高温高圧スチームで治療器具を強力に滅菌する装置です。ピンセットやミラー、ドリルの先端、トレーなど、治療で使用した器具を入れると庫内で高温高圧スチームが発生して、細菌や雑菌、微生物を完全滅菌します。なお、当院では殺菌水で細菌を死滅させたのち、オートクレーブ処理をするW滅菌を行うことで院内感染を防いでいます。

独自の「予約システム」によるあまりお待たせしない診療

受け付けを終えたらすぐに診察室に入りたいもの。診療の流れを考えて予約を組んでいるので、長い時間お待たせすることがありません。スムーズで快適な診療を実現します。

なるべくお待たせしない診療

予約通りに行っても待合室で待たされたり、診察室に入っても治療がすぐに始まらないと、イライラしたりぐったりしたりしてしまいます。これではせっかくの予約も意味がありません。当院では独自の予約システムにより、あまりお待たせしない診療を実践しています。受け付けを済ませていただくと、だいたい予約通りに診察室にお入りいただき、あまり待つこともなく治療も始まります。院長・スタッフ全員が院内に目配りし、互いに連携することで、スムーズな診療を実現しています。

その日の診療内容を考えた理想的な「予約システム」

予約システム一般的には、歯科医院で予約をお取りする時、患者さまのご希望の日時に合わせて決定します。一見、患者さまの時間を再優先に考えた予約のように思えますが、直前の方の治療が長引くと、5分、10分とお待たせしてしまいます。これを避けるために、当院では当日の診療内容を考えた上で次回の予約を決めます。

予約をお取りする時は、スタッフが院長に確認してから予約日をご案内します。院長は、予約日に入っている他の患者さまの処置内容と照らし合せて、予約可能な時間帯をいくつか選びます。患者さまはその中からご都合の良い時間を選択できます。ご希望通りの予約が取れない場合もありますが、治療時間がかかる患者さまが重なることを防げるので、お待たせすることがあまり無くなります。

スタッフ全員の目配り・気配りでスムーズな診療

スタッフ全員の目配り受け付けから治療、会計を終えてお帰りになるまで、すべてにおいてスムーズに運ぶようにスタッフ全員で取り組んでいます。スタッフは院内全体を目配りしてその場に合わせて効率よく動き、無駄がありません。

患者さまがユニットに座ると同時にエプロンをかけたり、うがい用の水を用意したりします。また、治療の流れを見ながら治療に必要な道具や器具を用意して院長をサポートするため、治療がスムーズに進みます。スタッフは常に院内全体を見ていますので、何かお困りのことがありましたら、遠慮なくお声掛けください。

ていねいなカウンセリングで悩みや不安を取り除きます

「歯の状態はどうなっているの?」「どんな治療が必要なの?」
こうした悩みや不安は誰もが感じるもの。当院ではカウンセリングで治療前の悩みや不安を解消し、安心して治療を受けていただきます。

ていねいなカウンセリング

歯医者さんで現在のお口の状態やどのような治療をするのか等のきちんとした説明がないと、患者さまは不安になり、時には不信感を抱くことさえあります。一昔前の歯科医院では、カウンセリングの概念がなく、詳しい情報をお伝えしないまま治療を始めることが珍しくありませんでした。治療を始める前により詳しい情報提供と患者さまの意見に耳を傾けることで、不安の無い、よりよい歯科医療の提供が実現します。当院では、患者さまに納得して治療を受けていただくために、ていねいなカウンセリングを実施しています。

時間をかけてじっくりと説明します
美容院に行くと、美容師はお客さまからご希望のスタイルをお聞きして、その方に似合う髪型を一緒に考えます。色々と提案しながらヘアスタイルを決めてカットを始めます。歯科医院でも同じことがいえると思います。

歯科医院は、患者さまのお口の健康を守るお手伝いをする場所です。歯科医師にはより詳しい情報を伝える義務があり、患者さまにも知る権利があります。当院では治療を始める前に、患者さまのお口の現状、そして今後の治療方針を詳しくお伝えします。さらに患者さまのご要望やご意見を伺い、それらを踏まえながらいくつかの治療法をご提案いたします。

カウンセリングは、患者さまのお口の健康を守る上でとても大切なことです。ていねいに説明するためにお時間が長引くこともありますが、より良い歯科医療を提供するための必要な時間になりますので、ご理解ください。

患者さまに合わせたカウンセリング

患者さまに合わせたカウンセリングレントゲンやカウンセリングで移動回数が増えると、煩わしさやストレスを感じることがあります。当院では、患者さまに煩わしさを与えないよう、カウンセリングはユニットで行います。お口の状態を見せていただき、その場でレントゲンをお見せしながら詳しく説明します。気になることやご要望があれば、その場でじっくりと伺います。お一人おひとりごとのペースに合わせながら、ていねいに話しを進めていきますので、患者さまからは「わかりやすい」と好評いただいています。

理解度に合わせた説明
患者さまのお口の状態や治療法などは、お一人おひとりごとに違います。すべての方に同じ説明をするのでは、受け入れられない方も出てきます。当院では、患者さまの歯に対する意識や考え方、性格などを考慮しながら、その方に合わせたお話しをいたします。歯医者さんが苦手な方には優しく噛み砕いて説明し、知識が豊富な方にはより詳しく説明いたします。

不安を解消して信頼できる歯科医療を提供!
カウンセリングの目的は、患者さまの不安や疑問を取り除いて最善の歯科医療を提供することです。説明する事柄はたくさんありますが、まずは患者さまが最も気にしていることからクリアにしていきます。主訴やお口の状態など、いま一番気にされていることを確認し、それについてわかりやすく説明します。治療法はもちろん、治療期間・費用、その後のメンテナンスまで、少しでも疑問に感じることがあれば納得できるまでお話しします。

しっかり不安を解消すること
それが安心・信頼できる歯科医療につながる大切なことであると思います。

幅広い治療の選択肢をご提案

ていねいなカウンセリング同じむし歯でも、お口の状態やご要望によって複数の治療法が考えられます。その場合はいくつかの治療法をご提案します。それぞれの治療内容と、治療を受けるメリットと考えられるデメリット、治療期間や費用、予後やその後のメンテナンスについてまでわかりやすくご説明します。それらをもとに、患者さまご自身で治療法をお選びいただきます。

治療を始める前に治療内容をしっかり説明します
症状によっては、選択肢のない場合に治療のご提案をしないこともあります。だからといって説明を怠るようなことはいたしません。治療を始める前に、これからどのような治療を始めるのかきちんとご説明してから治療をいたします。患者さまにご理解いただくことが大切だと考えていますので、ご安心ください。

視覚に訴えるわかりやすい説明
お口の中の状態は患者さまご自身ではわかりにくいものです。口頭でお話ししても伝わりにくいことがあります。そこでレントゲンや模型などを使いながら説明いたします。歯型の模型を使うと、お口の中の状態をリアルに捉えることができます。また模型を動かすことで、患者さまのお口の動きが再現できるため、よりわかりやすい説明ができるようになります。

高コミュニケーション力で痛みを和らげる!

「削る時の痛みが怖い」「麻酔は痛くてキライ」
そのような声に対して、表面麻酔やコミュニケーションの力で痛みの少ない治療を実現します。

痛みの少ない治療

「歯医者さんに行ったら、すぐに麻酔をして歯を削られた」

こんな話をよく聞くことがあります。
むし歯ができると歯を削って治しますが、当院では深いむし歯の場合、初診時に歯を深く削ることはあまりありません。初診時に痛みがあれば軽く歯を調整して薬を詰めて痛みや炎症を抑えて数回通っていただき、深いむし歯の場合はコミュニケーションが取れてからのちに麻酔をして歯を削る治療にすすめていきます。

痛みに弱い方でも安心して治療を受けていただけるよう、しっかりと準備・確認して対応しますのでご安心ください。

痛みの少ない麻酔の工夫

痛みの少ない麻酔麻酔をする時の痛みは、針を刺した時と薬を注入する時の2段階があります。麻酔の痛みをなるべく抑えるために、表面麻酔や注入時の工夫など様々な取り組みを行っています。

表面麻酔で針を刺す時の痛みを和らげる
針をさした時の痛みは表面麻酔を使って和らげます。表面麻酔は歯ぐきに直接塗って使用する麻酔薬です。塗ってからしばらく経つと患部が痺れてきて感覚が無くなり、針を刺した時のチクッとした痛みがわからなくなります。尚、歯の状態や場所によっては痛みの感じにくい部分がありますので、表面麻酔が必要と判断した場合にのみ使用いたします。

少しずつ薬を入れて注入時の痛みを和らげる
薬を注入する時に、注射器を押す力が強かったりスピードにムラがあったり、一回で薬を入れようとすると痛みや違和感が強くなります。薬を入れる時はゆっくりと一定の速度で注射器を押して、何回かにわけて薬を少しずつ注入します。こうすることで、麻酔時の痛みや違和感を抑えることができます。

治療中のストレスを取り除く工夫

痛みの少ない治療治療中に、患者さまが痛そうな表情をすることがあります。「痛いですか?」とお聞きすると、ほとんどの方は「大丈夫です」と答えるので、緊張から顔をしかめるようです。痛みや緊張を和らげるように、スタッフが安心する言葉をかけたり、うがいの回数を増やすなど、患者さまの負担の少ない治療を心がけています。

スタッフがお声掛けをします
治療前は誰でも緊張しています。そんな緊張が少しでも和らぐように、スタッフは患者さまとの会話を大切にしています。「こんにちは。今日はいいお天気ですね」「昨日の夜のテレビはご覧になりましたか?」など。日常的な話題をするだけで緊張がほぐれてきて、治療中の痛みも和らぎます。

小まめなうがいで治療中のストレスを緩和する
歯を削る時の時間は、患者さまにとってはいつもとても長く感じるもの。しかも緊張や疲れが増すと、わずかな刺激でも強い痛みに感じられてしまいます。そこで当院では、患者さまの様子を見ながら、少しずつ歯を削った後でうがいをしてもらうなどの間合いをとります。これを繰り返すことで、歯を削る時の痛みを和らげることができます。患者さまからは、「途中でうがいができるから、痛みを感じない」「疲れないので、精神的に助かる」などとおっしゃっていただいています。

全身の健康を維持するアンチエイジング診療

全身の健康を考えた歯科診療

当院は、全身の健康を考えた歯科診療を実践する歯科医院です。「歯科医院で全身の健康!?」と思われる方もいると思います。お口の健康と全身の健康とは深い関係があり、お互いに影響し合っています。いずれか一方だけを治しても根本的な治療とはなりません。生活習慣や食生活を改善し身体のバランスを整えることで、お口と全身の健康が維持できます。

当院では患者さまご自身が、全身の健康状態を知ることが、よりよい歯科診療につながると考え、様々な検査を実施しています。

「検査」と名がつくと構えてしまいがちですが、当院で実施しているものは歯の定期検診のついでにできる簡単なものばかりです。自宅でできる「毛髪ミネラル測定」、数分で結果がわかる「口臭測定」など、放射線の影響や痛み・苦痛などが無いので、お若い方からご年配の方まで誰でも気軽に受けていただけます。これらの検査を受けることで体質や生活習慣病リスクがわかり、生活習慣を見直すことで病気や口腔内疾患を予防することができます。分析した検査結果を、患者さまにわかりやすく説明し、食事・運動指導やサプリメント処方などを通して「お口+全身の健康管理」をいたします。

当院では、一生、自分の歯で食事ができて、若々しさと健康な体を維持するお手伝いをするために、「お口+全身の健康管理」に取り組んでいます。患者さまのお口の状態やご要望などを考慮した上でご提案いたします。

3つの検査で「お口+全身の健康管理」

当院では「お口+全身の健康管理」を行うために、次の3つの検査を実施しています。

毛髪ミネラル測定毛髪ミネラル測定
毛髪ミネラル測定は、髪の毛に含まれているミネラルを調べる検査です。検査機関に数センチの髪の毛を送るだけで有害ミネラルと有益ミネラルの数値がわかり、全身のミネラルバランスを把握することができます。

「毛髪ミネラル測定」はこちらへ

サプリメント外来サプリメント外来
「高次元人間ドック」や「毛髪ミネラル測定」の測定値をもとに、食事では補いきれない栄養素のサプリメントを処方します。抗酸化作用の高い「アスタキサンチン」や活性酸素除去効果の高い「SODSH」、デトックス効果のあるDr.Detox、腸内環境強化の乳酸菌など、効果の高い医療用のサプリメントで身体の内側から健康にします。

「サプリメント外来」はこちらへ

口臭測定口臭測定
口臭の原因はさまざまですが、その多くは歯周病や舌苔に付着した細菌によるものです。口臭測定器を用いてニオイのもとを探り、効果的な口臭予防をいたします。口腔内に原因がある場合は、口腔内の衛生環境を整えてニオイを解消します。内臓疾患など病的な原因の場合は専門医の治療を促します。

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